よくあるご質問

Q. ヘンプとは何ですか?

A. 長い歴史の中で世界中の人々の暮らしで使われてきており、種子(食用・油脂)や繊維を利用する産業目的で栽培されています。近年では、繊維は衣類や建材としての利用、種子は食品としての利用も高まり、欧米でもスーパーフードとしても人気があります。産業用ヘンプは、マリファナと呼ばれる植物との品種と使用用途が違い、ヘンプは環境保護・持続可能性などの視点や注目されている植物です。ヘンプは、麻薬用に生産される植物ではありません。


CBDとは何ですか?

A. CBDとはCannabidiol(カンナビジオール)の略語で、ヘンプに含まれる薬理活性成分の一種です。ヘンプの茎と種子から抽出しています。大麻草特有の精神作用は伴わず様々な病状に効果があることが明らかにされつつあり海外では医薬品として利用されています。


CBDの日本での法的な扱いは?

A. 日本では大麻草の花穂と葉は法律で規制されていますが、茎や種子は規制対象外です。そのため茎由来のCBD製剤は日本でも使用可能です。国内で流通している製品は税関申告を経ているため法的に問題はありません。


CBDにはどのような効果・効能があるのですか?

A. 科学的な有効性が人体で確認されている:てんかん 不安障害 パーキンソン病 禁煙治療 統合失調症、 科学的な研究が進行中の領域:うつ病 癌(抗腫瘍効果)認知症 依存症治療 関節リウマチ 炎症性腸疾患 痛み


副作用はないのですか?

A. CBDオイル摂取による顕著で重篤な副作用について報告例はありません。(2020年4月現在)。 安全性について一定の評価はありますが現在調査研究中です。


CBDオイルは子犬・子猫にも使用できますか?

A. 成犬、成猫へのご使用をおすすめします。


CBDオイルは妊娠しているペットに使用できますか?

A. 妊娠もしくは繁殖を予定している動物への安全性は担保されていません。ご使用はお控え下さい。


薬やサプリメントとの併用はできますか?
(併用に注意を要するお薬や成分はありますか?)

A. 副作用はほとんどありませんが、いくつかの人のCBD使用での論文に薬物代謝に関わるCYP分子のいくつかに若干の阻害が報告されているケースがあります。

定期的な血液検査をお勧め致します。多数の薬を投薬中の場合はご注意ください。詳細に関してはCBD研究会にお問合せください。


どれくらいで効果がみられるのでしょうか?

A. 用量や摂取方法などによって、CBDの効能が現れるのに数分から数時間かかると思われます。初回摂取から効果を感じる場合もあります。CBDはその他のカンナビノイド類と同じく、少量から始めることで体内に蓄積され、カンナビノイド受容体が増加し、内因性カンナビノイド・システムをより活性化させますので、摂りはじめるとカンナビノイドに対してより敏感になっていきます。

まずはCBDやその他のカンナビノイド類がきちんと体内に蓄積されるまで、2週間の継続使用をお勧めします。望まれる効果が見られない場合は1回に取る量を増やしていきます。


症状別のCBDの適量はありますか?

A. 投与に対する適量は個体や症状により異なります。 まずは少量から試し徐々に量を増やしながら適量を見極める必要があります。

さらに詳しく

獣医師等専門家向け情報はこちら

アニマルCBD研究会は、動物におけるCBD(カンナビジオール)の可能性を動物医療的に研究し、情報共有を行う、獣医師等動物医療従事者やペットに関わる専門職の方のための研究会です。会費は無料です。

アニマルCBD研究会会員になると、

【獣医師等動物医療従事者やペットに関わる専門職の方】
メンバーページにて

  • 獣医療プロフェッショナル向けCBDガイド
  • CBDに関する国内外の論文・抄録紹介
  • 卸価格での商品購入(別途取引申請が必要です。)
  • メールにて当研究会獣医師によるCBD使用方法の個別相談

【一般・飼い主の方】

  • 会員獣医学専門家向けオンラインセミナーのご案内
  • セールのご案内
  • メールにて当研究会獣医師によるCBD使用方法の個別相談(診療はできません)

など、様々なCBDをつかった獣医療に関する詳細な情報をご覧いただけます。

※すでに会員登録された方のみアクセスできます