基本情報

動物種 イヌ
品種 ダックス
体重 7kg
性別 去勢オス
年齢 5才
所見 抗生剤反応性腸症・アトピー性皮膚炎
製品 Mary's ヘンプスキンジェルペン50mgCBD
Mary's ヘンプオイル300mgCBD
評価 顕著な改善

詳細情報

タイトル
慢性腸症のミニチュアダックスにMary's Drop 300mg を投与
プロフィール Pちゃんは、2014年10月20日生まれのミニチュアダックス(チョコダップル色)で、去勢済み雄です
症状 Pちゃんは3歳ごろから外耳炎や膿皮症など皮膚に痒みを伴う症状があり、皮膚科認定医によってアレルギー検査を受けて犬アトピー性皮膚炎と食物アレルギーと診断されました。低アレルギー食に変更後、膿皮症は改善したのですが、おしりの周りの痒みは続いていました。ステロイドを処方してもその痒みは残る状態でした。心因性の痒みが疑われたので、4歳の時、行動診療科にて診察しました。初めは心因性の全般的不安感による転位行動(腹部、尾根部への過剰な舐め行動)と診断し、飼い主様との関係の再構築、不安状況の回避、舐め行動の拮抗条件付けといった対応策を行いました。行動治療開始4か月後には、おしり周りの痒みはほとんど収まっていたのですが、2019年8月に軟便が続くようになり、かかりつけ医を受診し、抗生物質によって軟便が改善することから、慢性腸症の中の、抗生物質反応性腸症と診断されました。抗生物質を飲むと軟便は改善しますが、抗生物質をやめるとまた軟便になります。お薬を処方されている期間は元気も無くなってしまう状態でした。
経過

PちゃんにまずMary'sジェルペンを使いました。抗生物質をやめて朝晩の1日2回、ジェル1プッシュ分を耳介の皮膚に塗布しました。3日目には軟便から硬さを持った便になりました。2週間続けたところ、軟便はほとんど出なくなりました。次にMary's Drop 300mgを朝晩2回0.25mlずつ、ご飯の前に舐めさせるようにしました。翌日から硬さのある便が出るようになりました。
 現在もMary's Dropは毎日飲んでいます。1ヶ月休んでみたこともありますが、だんだんと軟便が出るようになってしまったので、今ではMary's Dropは欠かせません。おしりも周りを舐める行動もほとんど見られなくなりました。

結果 Pちゃんはこれまで不安も感じやすく、雷が鳴るとクンクン鳴いて怖がっていましたが、今は雷を聞いても飼い主さんのそばにいれば我慢できるようになりました。飼い主さんが在宅中はいつも後を追ってましたが、今ではお気に入りのソファでひとりで過ごせるようになっています。
写真1 ジェルペン使用中
写真2 Mary’s Drop 使用中の便