2023.12.6 水曜日

一般社団法人 日本臨床カンナビノイド学会にて茂木獣医師が講演いたしました

カンナビノイドとペット治療:効果と応用の最新症例分析

第9回学術集会・総会

茂木千恵(モンパニエ・動物臨床行動学研究室、獣医師・博士(獣医学)) 

アニマルCBD研究会は2019年11月に設立され、2023年6月30日時点で、獣医師110名、動物看護師11名、
トリマー54名、ドッグトレーナー・ブリーダー26名など、合計201名の専門家が参加している。
この研究会は、カンナビノイドに関する小動物の研究を促進し、その知識を共有することで、
日本の動物医療と福祉に貢献することを目的として、国内のカンナビノイド研究者や関心を持つ
獣医療従事者との連携を通じて、具体的な症例研究を進めてきた。

これまでの研究では、犬におけるてんかん、関節炎、がんに起因する疼痛、膿皮症、食欲低下、音恐怖症など、
猫における舐性皮膚炎、てんかん、口腔内腫瘍、飼い主への攻撃性などの疾患や症状に対して、
CBD含有製品を使用している。

本発表では、CBDの効果が明らかになった症例だけでなく、変化が見られなかった症例についても
均等に報告し、その多面的な視点からの分析と応用について考察する。

http://cannabis.kenkyuukai.jp/event/event_detail.asp?id=63463

なお、来年春には日本臨床カンナビノイド学会主催のペットCBDeラーニングサイトがオープンし、
当研究会代表獣医師 茂木千恵獣医師が監修いたします。