2024.1.24 水曜日

【症例報告】アトピー性皮膚炎と関節炎を持つワイヤーフォックステリアの改善事例

13歳になる避妊済みメスのワイヤーフォックステリアの症例をここに紹介します。この犬は1歳の頃から皮膚炎を繰り返しており、皮膚科認定医によってアトピー性皮膚炎と診断されました。さらに、レントゲン撮影検査では頸椎および腰椎に関節炎の所見がありました。主訴は、耳の後ろや四肢を舐める痒み行動と、歩行時の跛行でした。

使用したCBD製品:
製品:Treatibles社Soft chew
用量:1.125mg/kg/day

治療後の経過:
炎症の軽減:耳介の炎症が軽減。
跛行の消失:使用後、跛行がなくなった。
レントゲン撮影による改善:6ヶ月後の腰部レントゲンにて、椎間の炎症像が縮小していた。

結論:
Treatibles社のSoft chewの使用により、アトピー性皮膚炎と関節炎を抱える犬において、皮膚の炎症の軽減と関節の機能改善が見られました。特に、痒みによる舐め行動の減少と跛行の消失は、犬の生活の質の向上に寄与したと考えられます。さらに、長期間の使用による腰部のレントゲン撮影結果の改善は、CBDが慢性的な炎症症状にも効果を示す可能性を示唆しています。